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復元船・館内の状況について①


2011年3月11日14:48に発生した東日本大震災により、石巻市沿岸部に位置する当館も復元船を取り囲むドック棟を中心に大きな被害を受けました。


1枚目は震災前の写真です。
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ドック棟は復元船を取り囲むように設置されたガラス張りの建物です。
天井までの高さは約7~8メートルほどあります。
奥のほうには漁港(佐須湾)が見えます。


2枚目は大津波直撃中の写真です。(2011.3.11 15:45 当館職員撮影)
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津波直撃の際には、ドック棟に倒れこむのではないかと思われるほど、復元船全体が左右に大きく傾き、揺さぶられました。

1枚目の写真と比較すると、ドック棟の天井付近まで波が押し寄せているのが分かります。
また、漁港はそこに何もなかったかの様に、全て波に覆われてしまっています。
大津波は、その後何度も押し寄せました。



3枚目は津波後の写真です。(H23.4.11職員撮影)
2~3㎝の厚さがあるドック棟のガラスは殆どが破られ、帆船模型などの展示物も流失してしまいました。
ドック内には流れ着いた瓦礫が散乱しています。
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そしてこちらは4月27日深夜の暴風雨、翌日の写真です。(H23.4.28職員撮影)
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強風により、中央のメインマスト見張り台上部のトップマストと、前方のフォアマストが折れてしまいました。
建造以来、この地で誰も経験したことのない未曾有の大地震・大津波にも果敢に耐え、一時は大航海時代の荒波にも耐えうることを証明した復元船ですが、思いのほか内部の損傷は大きかったのかもしれません。


館内の状況などについては、後日追って更新いたします。
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by santjuan | 2011-05-08 15:49 | サン・ファン館
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