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新年度にあたってのご挨拶



 東日本大震災から1年が過ぎて、平成24年度という新しい活動の時期が始まりました。

 震災により、沿岸部にあった展示棟と復元船サン・ファン・バウティスタ号が大きなダメージを受けたため、
その復旧・復興を目指す取り組みをこれまで行ってきたところですが、設置者である宮城県の尽力の結果、
国の補助金支援も具体化して、本年度から両方の再建と修復の工事に入ることが決まりました。

 皆様方には当館の今後の動向について、大変なご心配をおかけし、
熱心なご声援を頂戴いたしておりましたところを、再生へ向かう運びとなりました。

深く感謝申し上げます。

 来年10月28日は、慶長使節船サン・ファン・バウティスタ号が石巻月浦を出帆して
400年目にあたりますので、この日に合せて復旧した館と船をお披露目できるように、
関係者ともども尽力する覚悟であります。

 つきましては、上の工事に全力を傾注しますために、当初目的としておりました早期開館は、
当分の間、見送ることにいたしました。
 皆様方にはご不便をおかけいたしますが、なにとぞこの点をご理解いただきたくここにお願い申し上げる次第です。

 なお、開館は見送りますが、広報普及の事業や短期的な展示活動、恒例の各種イベントは、
時期を特定して実施する予定にしております。
 これらは決定次第お知らせしますので、その節には是非ご活用ください。

 また、これまで皆様からお問い合わせやお申し出をいただいておりました、ご支援のための募金活動を、
“東日本大震災に資する「慶長400年事業募金」”と名付けて、別ページのように実施する運びになりました。
 私たちが世界に誇る慶長使節という歴史遺産の活用を通じての、大震災を克服する事業と位置付け、
お寄せいただいたご厚志は関係史跡と施設の復興、記念行事や国際交流の推進等に活用させていただきます。

 以上、お知らせかたがた、募金による支援のご依頼を申し述べました。
 本年度も、何卒よろしくご高配のほどをお願い申し上げます。

平成24年(2012年)4月2日             
宮城県慶長使節船ミュージアム 館長    
慶長遣欧使節船協会 専務理事 濱田 直嗣

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by santjuan | 2012-04-04 18:19 | サン・ファン館
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