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カテゴリ:サン・ファン館( 67 )


春の予感?


昨日は春の陽気が全国を覆い,春寒が続いた石巻でも日中の気温が二桁を記録。
表に出て青空に映える復元船の様子を撮影しました。
きれいに写っていますが修繕工事は未着手なので,建物内と復元船内には入る事ができません。
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東北まで北上中の桜前線。
涼しい海風を受ける当館の桜のつぼみは堅いままなので,
開花までにはもう少し時間がかかりそうです。
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ドック棟近くの浜では海藻を獲る人の姿が・・・
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春の陽気に誘われて,キジも当館の敷地内を駆け巡っていました。
鳥にとっては春は恋の予感?
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天気予報を見ると,今日から全国的に天候が崩れそう。
春の予感ならぬ「余寒」になりそうです。
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by santjuan | 2012-04-11 14:07 | サン・ファン館

新年度にあたってのご挨拶



 東日本大震災から1年が過ぎて、平成24年度という新しい活動の時期が始まりました。

 震災により、沿岸部にあった展示棟と復元船サン・ファン・バウティスタ号が大きなダメージを受けたため、
その復旧・復興を目指す取り組みをこれまで行ってきたところですが、設置者である宮城県の尽力の結果、
国の補助金支援も具体化して、本年度から両方の再建と修復の工事に入ることが決まりました。

 皆様方には当館の今後の動向について、大変なご心配をおかけし、
熱心なご声援を頂戴いたしておりましたところを、再生へ向かう運びとなりました。

深く感謝申し上げます。

 来年10月28日は、慶長使節船サン・ファン・バウティスタ号が石巻月浦を出帆して
400年目にあたりますので、この日に合せて復旧した館と船をお披露目できるように、
関係者ともども尽力する覚悟であります。

 つきましては、上の工事に全力を傾注しますために、当初目的としておりました早期開館は、
当分の間、見送ることにいたしました。
 皆様方にはご不便をおかけいたしますが、なにとぞこの点をご理解いただきたくここにお願い申し上げる次第です。

 なお、開館は見送りますが、広報普及の事業や短期的な展示活動、恒例の各種イベントは、
時期を特定して実施する予定にしております。
 これらは決定次第お知らせしますので、その節には是非ご活用ください。

 また、これまで皆様からお問い合わせやお申し出をいただいておりました、ご支援のための募金活動を、
“東日本大震災に資する「慶長400年事業募金」”と名付けて、別ページのように実施する運びになりました。
 私たちが世界に誇る慶長使節という歴史遺産の活用を通じての、大震災を克服する事業と位置付け、
お寄せいただいたご厚志は関係史跡と施設の復興、記念行事や国際交流の推進等に活用させていただきます。

 以上、お知らせかたがた、募金による支援のご依頼を申し述べました。
 本年度も、何卒よろしくご高配のほどをお願い申し上げます。

平成24年(2012年)4月2日             
宮城県慶長使節船ミュージアム 館長    
慶長遣欧使節船協会 専務理事 濱田 直嗣

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by santjuan | 2012-04-04 18:19 | サン・ファン館

送る春と迎える春


皆さんこんにちは。
春の訪れを感じる気温になってきた石巻です。
今日はNHK-BSの制作会社の方がTV撮影に来館されました。
(番組名「THEナンバー2 #57片倉小十郎編」)放映の際には是非ご覧ください。
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さて,今年度(平成23年度)が終わります。
当館では1名の異動,2名の退職者を送り出しました。
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当館の桜のつぼみも膨らんで参りました。
異動・退職される皆様。そしてブログ読者の皆様。
当館を離れても再オープンへの期待は膨らませたまま応援をしていてくださいね。

「行く春や鳥啼き魚の眼は泪」
必ずどこかで縁はつながっています。
また会える事を期待して♪
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by santjuan | 2012-03-30 18:27 | サン・ファン館

ゆかりの地メキシコから


支倉常長ら慶長使節一行は,現石巻市月浦(つきのうら)を1613年10月28日に出帆。
約90日の航海の後,メキシコ(当時はヌエバ・エスパーニャ)のアカプルコに上陸。
陸路メキシコシティ,プエブラを経て大西洋を臨む街ヴェラクルスの港から
スペインの船に乗り換えて欧州に向けて旅立ったのです。

3月12日,在メキシコ大使館目賀田(めがた)駐メキシコ大使が当館を訪れました。
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一時帰国されていた大使は,メキシコを訪問した慶長使節団に関わる施設の1つである当館を訪問し,
来る2013年の,支倉常長・慶長遣欧使節団派遣400周年に合わせた
記念行事の開催の可能性等などを,館長濱田と意見交換されました。

意見交換後は,被災してもなおドックに浮かんでいる復元船の姿を見学され帰途につきました。
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遠い石巻の地までお越しいただきありがとうございました。
修繕された姿を再びご覧いただけるよう職員一同努力いたします。
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by santjuan | 2012-03-13 17:50 | サン・ファン館

コメントをありがとうございました


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当ブログへのコメントをくださった皆様。
心のこもったお気遣いのメッセージをありがとうございました。
現在も再開の見通しが立っていない状況ではございますが,
館の再開に向けた最新情報はブログなどでお知らせいたしますので,
今後もよろしくお願いいたします。
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by santjuan | 2012-03-07 15:16 | サン・ファン館

復元船・館内の状況について②


当館の現在の状況を報告いたします。

○復元船及びドック棟
こちらは震災時の様子です。(2011.5.31撮影)
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大津波の直撃によりドック棟及び、復元船外板(がいはん)部が損壊、
また、四月末の暴風雨により2本のマストが折損した状態です。
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そして、こちらは現在の様子です。(2011.12.22撮影)
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全てではありませんが、瓦礫は撤去され、復元船は外板の補修を終えて、
折損したマストも解体撤去が行われました。
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また、ドック内に留まっていた瓦礫も撤去されました。
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津波の衝撃により、復元船より脱落した係留ロープが再度張られ、
復元船への橋も架け直されました。(※現在は立入禁止となっています。)
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○展望棟
震度6強の揺れにより、天井の一部、絵画などの展示品、
事務所内設備の一部落下がありましたが、サン・ファン館展望棟は高台にあるため、
大津波の直撃を免れ、幸いにも、大きな損傷はありませんでした。
また、震災直後より8月中旬まで、展望棟セミナールームとレストラン施設は、
周辺地域の方々へ避難所として提供しておりました。
現在は補修工事を終え、震災以前とほぼ変わらない状況となっています。
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○サン・ファンパーク
現在のサン・ファンパークの様子です。
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こちらも高台のため、大津波の直撃はありませんでしたが、
地震で発生した段差箇所に、職員らで砂利を撒き、応急補修を施しています。
サン・ファン広場や立体駐車場には大きな被害はなかったため、
震災後は数回、イベントも実施され、多くのご来場者で賑わいました。
画像は10月開催「サン・ファン・バウティスタ出帆記念イベント」の様子です。
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サン・ファン館は現在も休館中ですが、再開館へ向け、準備が進められています。
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by santjuan | 2011-12-22 15:05 | サン・ファン館

復元船・館内の状況について①


2011年3月11日14:48に発生した東日本大震災により、石巻市沿岸部に位置する当館も復元船を取り囲むドック棟を中心に大きな被害を受けました。


1枚目は震災前の写真です。
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ドック棟は復元船を取り囲むように設置されたガラス張りの建物です。
天井までの高さは約7~8メートルほどあります。
奥のほうには漁港(佐須湾)が見えます。


2枚目は大津波直撃中の写真です。(2011.3.11 15:45 当館職員撮影)
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津波直撃の際には、ドック棟に倒れこむのではないかと思われるほど、復元船全体が左右に大きく傾き、揺さぶられました。

1枚目の写真と比較すると、ドック棟の天井付近まで波が押し寄せているのが分かります。
また、漁港はそこに何もなかったかの様に、全て波に覆われてしまっています。
大津波は、その後何度も押し寄せました。



3枚目は津波後の写真です。(H23.4.11職員撮影)
2~3㎝の厚さがあるドック棟のガラスは殆どが破られ、帆船模型などの展示物も流失してしまいました。
ドック内には流れ着いた瓦礫が散乱しています。
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そしてこちらは4月27日深夜の暴風雨、翌日の写真です。(H23.4.28職員撮影)
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強風により、中央のメインマスト見張り台上部のトップマストと、前方のフォアマストが折れてしまいました。
建造以来、この地で誰も経験したことのない未曾有の大地震・大津波にも果敢に耐え、一時は大航海時代の荒波にも耐えうることを証明した復元船ですが、思いのほか内部の損傷は大きかったのかもしれません。


館内の状況などについては、後日追って更新いたします。
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by santjuan | 2011-05-08 15:49 | サン・ファン館